野菜

行った場所の記録

バレンタイン奮闘記2021

 

苦手なことをランク付けると1位に短距離走、2位に図画工作、3位にお菓子作りがいる。

だいぶ前になるが何年か前、珍しくお菓子を作っていた時期がある。ホットケーキミックスを駆使して黒山を作ったり、寒天溶かしたお湯をシンクに流してシンクを寒天コーティングしたりしていた。かなり現実が厳しい。

 

彼氏と付き合い始めて早3年半、4回目のバレンタインを迎えた。1年目、2年目は彼が好きそうな市販のチョコレートを贈っていた。3年目はたまにはと思いほぼ溶かして固めるだけの生チョコレートを贈った。

来る4年目。何を贈る。年に一度のバレンタインせっかくなら彼の好きなものを贈りたい。

1月、ワー◯ドトリガー(彼が1番好きな漫画)のバレンタインチョコレート(市販)を出してくれと星に願った。願いも虚しくそんなものは販売されなかった。七夕の時点で願っとくべきだった。

彼は手作りを強要したりはしないし、好き嫌いもないから何を渡しても喜んでくれる。去年のつたないチョコレートだって美味しいと言って食べてくれた。なので、バレンタインを凝りたい、彼の特別好きなものをあげたいと思うのはは、あくまでわたしのエゴではあるのだけれども。

 

結局、うんうんうなって出した答えは「鳥」だった。

彼は鳥を飼っている。品種はコザクラインコ。目がキュルンキュルンで愛らしく、人懐っこくてピーッと鳴きながらよく人の頭に止まる。お世辞抜きで可愛らしい小鳥だ。わたしは時たま彼の飼う小鳥に会うとブブブブと怒られて指をガジッと噛まれている。すみません。でも欲を言えば仲良くなりたいです。

鳥を飼っていると鳥が好きになるの?と以前聞いたことがある。「うーん、どうだろう。あんまりわかんないなあ」と彼は答えた。

そんな彼は動物園に行くと鳥類の展示場所の滞在時間が他の動物を見ている時間よりもあきらかに長い。道端で鳩やすずめが通りがかれば必ず目で追うし、冬のモフモフ鳥たちを柔らかい表情で「かわいいね…」と眺める。公園の池に鷺が止まれば携帯のカメラを向けてじりじりと近寄っている。鳥大好きじゃん。

 

欲をいえばコザクラインコ、あるいは鳥をモチーフにした菓子はないのだろうか。

「鳥 モチーフ チョコ」

検索したら一件ヒットした。ゴンチャロフのアニマルチョコレート。まんまるでなかなか可愛い。これは良いのではないか?

しかしながら、ゴンチャロフのサイトで検索をかけても鳥のチョコレートがヒットしない。

犬と猫しか出てこない。例年鳥モチーフのチョコを出しているゴンチャロフはどうやら今年は鳥をやめているらしい。

ゴンチャロフの愚策、と思いながら微妙にワードを変えて検索を重ねた。アイシングクッキー専門店の通販、あるいはオーダー制の製菓店の通販はあるがそのほかには出てこない。

通販は期日に間に合わなかったらどうしようという不安があった。あと、あまりネットショッピングをしないから支払いとか送料とか配送とかがうまくいくか不安だ。

頭を抱えて畳の上をゴロゴロ転がり1時間、わたしは自らの手で彼の飼う鳥を錬成することに決めた。

 

錬成するために用意したのは粉砂糖、小麦粉、バター、卵、食紅(赤、黄)、抹茶パウダー、チョコぺん。察しの良い方はお気づきだろう鳥錬成の素はクッキー生地である。あと、卵型に切った型紙とクッキングペーパー。リアルな鳥を再現するのはわたしの技量では無理があるからデフォルメ小鳥を作る予定だ。

 

作れる?本当にいける?

ちなみに、最後に製菓作りをしたのは昨年5月、コロナ禍買いだめ期間に冷蔵庫が壊れ、食材を絶対に無駄にせぬ我が家のポリシーに従い、小麦粉と牛乳、砂糖、あるだけありったけのマーガリンを入れたクッキーを作って以来である。ねえ、知ってる?マーガリンって限界を超えて入れるとオーブンの中から染み出して地獄の釜のごとくグツグツとクッキーのまわりで沸騰し始めるんだよ。出来上がりはなんだかどんぐりに似ていた。食感は固め。大量にできたので朝昼晩問わずボリボリ食べた。地獄マーガリンどんぐりクッキーのおかげか体重は2日で2キロ増えた。

 

さて、材料を混ぜ合わせる。生地作りでボウルの数が足りず頭を抱えたり、卵の量が少なすぎてホロホロパラパラになってしまった生地を無理やり握ったりして2時間、奮闘のかいあってどうにか形にはなった。

切ったりこねたりしているうちにそれっぽいものが2つ出来上がった。

いよいよ焼く工程になった。失敗すれば彼の飼っている鳥を(クッキーといえども)焼死体にしてしまう。重罪。

クッキー、アルミホイルをかけて焼くと焦げ目がつきすぎずにできるという。

いざっ…

 

    〜作り始めて5時間が経過〜

 

アルミホイルのおかげで焼死体にはならずに済んだ。

不器用かつ普段お菓子作りをしないことが祟り肌がちょっと乾燥気味なデフォルメ小鳥ができあがった。

途中天板ごと余熱をしてしまうハプニングはあった(「どうしよう?!」と半ギレで母に電話したところ態度があまりに悪かったのでキレてブツ切られた。)がギリ及第点な気がする…ひび割れたハートクッキーが折れかけている自分の心が重なり合ってなんかすごく愛おしくなってしまった…ああ…

 

顔を描き、くちばしを付けた。

命が吹き込まれている感じがする。多分つぶら黒い瞳(原料チョコ)で見つめられているから。このチョコ、全然固まらなくてラッピングするときヨレかけてヒヤヒヤした。目がドロドロのインコがこちらを見つめているのは結構ホラーだ。冷暗所で保管。

 

本当は11日に練習、13日に本番、15日に彼のもとに持っていく。というようにしたかったのだが11日の時点で疲れ果てたので「もう一回作る気力がないので、デートを早めてほしい。」と連絡をした。こころよく快諾してくれたので、そういうところが本当に好きだと伝えた。

ラッピングを終え、一息ついて、ラッピング用の袋からつぶらな瞳を覗かせるコザクラインコのクッキーをぼんやり見つめた。焼死体を免れたら飼い主に食べられる運命なのか…と思った。情が湧きはじめている。

どうか美味しく愛でてやってくれと思いつつ、バレンタインには少し早い13日にデートの予定を書き込んだ。

 

f:id:almond888:20210212004529j:image

 

次朝・桜二郎二人会鑑賞レポ(全部家)

11月某日。

落研時代にお世話になっていた先輩と、落語に人生を着実に狂わされている親愛なる同期が二人会をやるということで鑑賞してきた。

場所は池袋ということで、なんだかシャレた壁色の貸しスペースが会場だった。

腰を落ち着かせ、会がはじまるのを待つ。Twitterで事前に提示された番組表は「お楽しみ」ばかり。情報0じゃん。なんで提示したんだ。

あれこれ考えているうちに、前座の上がりがなり始めた。開口一番、二松亭菊太夫くんが高座に上がった。

 

https://twitter.com/jicho_ojiro?s=21

 

太夫真田小僧

久々の高座ということでなんだかはにかんでいた。コロナで世の中が激変しても彼は変わらず手足が長くて顔が小さい。

自分の後に出る演者を枕で持ち上げることを決して忘れず、落語も安定していて、しっかり次の演者に繋ぐ、後輩兼前座の鏡だった。

真田小僧、だんだん金銭要求やりとりがスピードアップするのがツボにハマってしまうね。

 

次朝「鈴ヶ森」

太夫くんの枕の流れを汲んだネタの選択。こういうことできるのが次朝先輩だなあと。

多分、ご本人の十八番のネタなので口調や仕草が生き生きしていた。正直、わたしはこのネタを祖父母の顔くらいは見ているけれど、毎回工夫があるからオチまでしっかり見れてしまう。

 

桜二郎「大工調べ」

仕事を辞めるらしい。仕事を辞める話をしている彼の瞳はものすごく澄んで輝いていた。

ふと気がついたら落語めちゃくちゃ上手くなっていたよね…と思った。振り返ると落語をたくさん聞いてたし、練習もかなりしていたのだけれど。高座の上で自然に彼が落語の登場人物になるのは努力と才能の賜物なんだろうなと思います。

 

佐和「たいこ腹」

歯切れが良くて心地良い〜!!!!

今回はゲストということで、佐和さんは江戸っ子がものすごく似合う女の子だ。

結構ブラックな描写が多い噺なのに佐和さんがやると嫌なところが一切ないのが良いな…と思いました。佐和さんの高座、ここ最近は本当に観れてなかったのでまたいつか観れると良いな…とひそかに願っている。

 

桜二郎「目黒のさんま」

肩の力を抜いて観れる一席。お殿様のしっかりしてないところがハマり役だな〜とひそかに思った。こういうと悪口みたいになってしまうな。

膝として、大トリの先輩にしっかりバトンタッチしていたな、と。

 

次朝「紺屋高尾」

長いネタをかけている次朝先輩、本当に良いんですよ。本当に、良いんですよ。本当に。

大事なことなので3回言いました。

緩急がプロだ〜という感じで。今回のネタは一途な感じもご本人に合ってました。

何でこういうネタ普段あんまりやらないんですか?何で???

 

全てのネタが終わったあと、次朝先輩と桜二郎くんが笑いながらやりとりをしていて、会場の空気も暖かくて観に来て良かったなあとしみじみと思いました。演者の皆様お疲れ様でした。

 

 

だいぶ熱がこもってしまった。

なぜ、感想を送る先があるのにブログにこんなに長々と書いているかと言えば、感想フォーラムに送った感想文が長すぎてエラーを起こし、丹精こめた文章が泡沫のごとく儚く弾け飛んだから。

文字制限が厳しいよ。南無三。

美味しいダージリンティー

「美味」という言葉を文字の通りに受け取るとするならば、わたしが今日飲んだダージリンティーは寸分違わずそれだった。

コロナ騒動がひと段落した6月上旬、わたしの仕事は未だにはじまらない。家に引きこもりきりの生活もそろそろ2ヶ月を過ぎた。

家にずっといるのもほとほと疲れてきたし、来週からは本格的に仕事が始まる。思い切って前々から気になっていた町に出かけることにした。

ラッシュを過ぎた昼頃、人が少ない電車に乗って1時間、品と下町の情緒を兼ね備えた商店街に降り立った。

5分ほど歩いて、事前に調べて目をつけていた雑貨店を見つけた。スタンドランプとクッションカバー、化粧ポーチを買い求めた。

想像以上に素敵だったそれらを胸に抱えて、満ち足りた心持ちで商店街をぶらぶらと散歩した。せっかくなので軽めのランチかお茶でもして帰ろうと思った。

初夏の爽やかな空気を感じながら、上機嫌に弾む歩みのために深みのあるブルーに白い小花が散ったシャツの裾がはためくのが心地よかった。

商店街の中には、直感がこれという喫茶店は見当たらなかった。しばらく歩くと商店街を抜けた。

少し電車に乗って、乗り換えのあたりでなにか探そうか。そう思いながら通りを歩く道中、異国への入り口のような扉が現れた。

その扉の両端には金色のインド像の置物が守神のように二つ置かれていた。ここが良い。と直感が告げたがハードルが高く通り過ぎた。

後ろ髪を引かれながら駅に向かってしばらく歩いたが、一歩歩くたびに髪の毛はぐんぐん引っ張られている。ええい、ままよ!

来た道を戻り、再びその扉の前に立った。

1人きり、何かに背中を押されて扉を開けた。絵が飾られた壁を横目に、大きな鏡が置かれた階段を登る。階段を登りきると、柔らかな明るさをたたえた空間に、インドの女神ドゥルガーを背負ったコック帽のインド人が立っていた。

 「お一人ですか?」

そう問われて1人だと答えると中に通された。

店内は窓からさす日光で柔らかく照らされていた。天井は高く、バザールのごとくカラフルな布で覆われている。

柱からはカラフルなランプが吊り下げられ、壁にはオアシスが背景に描かれた人物画が飾られていた。

唐草が彫られた椅子とテーブル、刺繍が施されたソファとクッションがバランス良く配置され、テーブルの上に置かれた真鍮の花瓶には生花が生けられていた。

店内にはわたししか居なかった。

案内された席に着くとガネーシャ像とマンダリンが目に入った。テーブルに目を落とすと、ガラスの下で鹿が踊っていた。

メニューの中からチキンカレーとナン、チャイを頼む。

頼んだ料理ができあがるまで、店内を見渡した。置かれている調度品は数えきれないほどの色を持ちながらも絶妙なバランスを保ち、完璧な美しさを醸し出していた。顔を横に向けると椅子の中に嵌め込まれた小さな絵画と目があった。

しばらくすると頼んだものが銀の食器に盛られて運ばれた。店員さんが親切に食べ方を教えてくれた。

「これ、カライ。」

「これ、パリパリ。」

カレーはさほど辛くはなく食べやすかった。ナンもしっとりとしたバターが効いていた。

食後のチャイは風味をしっかり残しつつも癖があまりなくて美味しかった。お腹も心もほどよく満たされた。

お会計を済まそうと鞄から財布を出すと店員さんがこちらに向かって歩いてきた。

ダージリン、サービス。」

金色のお盆に金属の茶器が乗せられて運ばれてきた。中に入っているのはダージリンティーだった。

目の前に置かれた白い陶器のカップには木苺があしらわれている。

丁寧に飲み方を教えられ、教えられた通りに赤く透き通った飲み物を注ぎ入れた。その時、金属の茶器のずっしりとした重さをはじめて知った。

一口含むと、舌の上に深い香りと味わいが広かった。それは肩の力がゆっくりと抜けるほど美味しかった。

調度品と柔らかなクッションに包まれながら味わい深い紅茶を楽しんだ。

帰り際、撮った写真をツイッターに載せて良いか店員さんに確認をした。了承を得たが、帰りの電車に乗った時にその気持ちはさっぱり消え失せてしまった。

小さい頃、自分の目に宝物に映ったものはきっと人目につかぬように大切にしていた。あまりにも贅沢な時間を過ごしたために、むやみやたらにそのお店のことを人に言うのが嫌になってしまったのだった。

これまでの人生で出会った嫌なことが全部帳消しになるくらい美味しいダージリンティーだった。

電車に揺られながらふとそう思った。

f:id:almond888:20200604154139j:image

 

五色の酒珍道中(うそレポートOL編)

社会人になって1ヶ月が経った。

はじめは距離感のあった同僚たちとの会話も敬語が抜けて、以前より慣れた空気が漂っている。

もちろん、なかなか慣れない仕事や朝起きることがしんどいこともあるけれど、社会人の実感もじわじわと沸いてきた。早くも、大学生だった日々が過去のものになりつつある。

 

いろいろありつつ、四苦八苦しながら新生活を過ごしているうちに、あっという間に初任給を手にする日がやってきた。

給料日、仕事帰りにまだ一度も使っていないピカピカのキャッシュカードでお金を下ろした。今思い返すと、無機質な画面に映る貯金残高があれほど輝いて見えたことはなかった。

大学生のころにしていたアルバイトは頑張っても10万円が限界だった。正社員になった今、口座に振り込まれるのはそれのほぼ倍の金額である。労働万歳!

生活費の他に1万5000円を下ろして、わたしは都営浅草線に飛び乗った。臙脂とクリーム色をした都営浅草線の電車はなんであんなに可愛い見た目をしているんだろう。

初任給のはじめての使い方はあらかじめ決めていた。それは老舗のバーでお酒を飲むというものだった。

わたしは大学生の頃からのバーに密かに憧れを抱いていた。いかんせん酒呑みである。

しかし、大学生の若造である身分とチャージ1000円越えの壁が厚くてどうしても行けなかった。大学生が老舗のバーなんてどう考えたって生意気じゃん。バーは300円均一のムーンウォークが関の山だった。

でも、今のわたしは初任給を手にしたことで気が大きくなっている無謀な新米OLだ。黒いベストに蝶ネクタイを締め、髪をオールバックに撫でつけたジェントルマンがぼんやりした照明の下で謎の小さい樽をしゃかしゃかしてお酒を作ってくれる空間に飛び込むことにした。

駅に降り立つと、アイフォンのマップアプリを稼働させて目当てのバーの場所を検索した。

これから行くバーはどこにするかは決めていた。

 

初任給でどこのバーに行こうか調べていたときに、ふと「五色の酒」のことを思い出した。

五色の酒というのは、大正時代の結社「青鞜」(原始女性は太陽であった。で有名な女性誌)の一員であった尾竹紅吉(大正時代版男装の麗人平塚雷鳥と百合関係であったことが有名)が東京にはじめて出来たカフェ「鴻乃巣」で振る舞われたカクテルである。当時、喫茶店やカフェはアルコールが振るまわれることが普通の店であった。

大正時代のカフェで振る舞われた鮮やかなカクテルなんて、これ以上に最高なお酒はない。

わたしは仕事の休憩時間にネット、ツイッター、インスタ等の情報ツールをフル活用して五色の酒が飲める場所を探した。一週間の格闘の末に日本橋小網町で五色の酒を提供しているバーがあることを知った。

 

目印が乏しい目的地に奮闘すること20分、ついに目当てのバーにたどり着いた。

地下へと続く階段の先は見えない。ドキドキしながら一つずつ階段を降りた。尾竹紅吉にリスペクトをはらい、今日のわたしはパンツスーツだ。

中が窺えないタイプの扉を恐る恐るゆっくりと開けた。深い茶色をしたバーカウンターと机、壁に掛かったいくつかの絵画が真っ先に目に入った。

店内に人は多くないようだった。

 「お一人様ですか?」

ロマンスグレーの髪を撫でつけたバーテンダーの方が声をかけてくれた。

今思い返せば、一人です。と答えた声が裏返っていないことを祈るばかりである。

カウンターに通された後、メニューを渡された。上からカタカナのカクテルの名前を眺めるているうちに、五色の酒、という名前を見つけて胸が高まった。チョイスが合っているのか自信はないが、五色の酒とオリーブ、ラスクを頼んだ。

 

入ったときには緊張したけれど、しばらくすると落ち着いた心待ちになってきた。喫茶店に似た雰囲気だったからかもしれない。小さい頃から祖父母によく老舗の喫茶店に連れて行かれたので、わたしはこういう場所への耐性がわりとある。

壁際にある本棚を眺めると近代の作家の名前が並んでいた。聞き覚えのある範囲だと小山内薫北原白秋、木下杢太郎、高村光太郎上田敏永井荷風谷崎潤一郎…。

途中でハッと気がついた。明治時代にあった文芸と美術の懇談会、パンの会に所属していた作家たちの名前だった。

目を輝かせているうちに、バーテンダーの方がわたしの前にそっとカクテルを置いてくれた。

 下から茶、緑、白、青、赤。

赤いストローがさしてあった。それをそっと咥えて飲んでみた。

1番下の茶色はウィスキーのようだった。

本当は写真を撮りたかったが、聞くのが憚られた。オリーブをつまみながら嗜んだ。

一段ずつ飲んでいくと、緑は爽やかなミントの味がした。白はジン…?舌に鋭い何かが刺さってピリリとした。青と赤は甘い味がした。

 「文学に興味がおありなんですか?」

人が少なかったこともあるのだろう、バーテンダーさんが話しかけてくれた。文学部にいたときに五色の酒のことを知ったと話したら、バーテンダーさんは壁に掛かっている絵の一つを指した。

 「あの絵、尾竹紅吉の絵なんですよ。」

バーにはそぐわない、日本画が掛けられていた。繊細なのに、儚さは決して感じさせない絵だった。驚いたわたしを見てバーテンダーさんは静かに笑っていた。

 

支払いを済ませて外に出ると、春の風が心地よかった。緊張が解けたこともあってか、急にお腹が減ってきた。

サイゼリアの場所を調べながら、再びここに訪れるにはまだまだ貫禄が足りないだろうか。と思った。

 

 

 

 

念のための注意書き

本ブログはこういう初任給の使い方したい。というコロナの影響で1日も労働を果たしていない新卒OLの妄想100%のレポートです。

 

 

 

好きな日本酒

ここ最近暇になって好きなものと向き合う機会が増えた。

そういえば日本酒を好きだ好きだと言いながら全然銘柄とか味とか食べ合わせを覚えていないので印象に残ったものだけでも記録しようと思った次第。

 

居酒屋の日本酒

①二級酒(佳撰)

しょっぱなから治安が良くないぞ。今では二級酒とはあんまり言わないらしいですね。これは居酒屋とかにある安い日本酒。上野にある大統領が初対面だった。口に入れるとアルコールがぶわっと広がる。酒によくある焼けつく感じ。個人的にはもつ焼きのタレとか味の濃いものと熱燗の二級酒の組み合わせが美味しくて大好き。安い日本酒はアルコール感が強いから熱燗にしちゃった方が美味しい気がする。

 

②おでんだし割り

読んで字のごとく。ワンカップを6分の2残しておでんのだし汁で割る。そして七味を振る。

これは赤羽のおでん屋さんで飲んだ。おでんと日本酒を堪能した後にだしで割る。最高。

今まで呑んだお酒の総合順位で言ったら1番かもしれない。そもそもだしって劇的に料理を美味しくするし、それに日本酒を入れてるんだから美味しくならないわけがない。七味も美味しい。

 

信濃

これは長野のお酒で冷酒で飲む。ほんのり甘くて美味しい。あのアルコールの焼ける感じがあんまりない。するするのめてしまう。これは上野にある立ち飲みのお店ではじめて飲んだ。この立ち飲みのお店は刺身とお酒をワンコインで呑ませてくれるところで刺身がとても美味しい。生牡蠣ともうかの星(サメの心臓)の美味しさをここで知った。

http://sake-maru8.com/tyouseisya.htm

 

④梅錦

飯田橋にある串鉄という居酒屋で飲んだ。愛媛県のお酒。

東北か北陸のお酒がやっぱり美味しいんじゃない?と思いながら飲んだので飲み終わったあと心の中で土下座した。美味しかった。

甘口で口当たりが爽やかに軽い。冷やの方が美味しいと思う。

あと、串鉄地酒がびっくりするくらい安い。

https://www.umenishiki.com

 

番外編 澪

宅飲み&合宿でレギュラーメンバーのスパークリング日本酒。度数3くらいだしほんとに飲みやすい。そして甘い。完全に冷酒で飲むべき。炭酸だからね。ゼミ合宿で初めて飲んだ。ビンもサムライブルーでいい感じ。日本酒苦手だな〜という人が飲むのに良いのだろう。あと、澪好きな女の子ってカシオレ好きより色っぽい気もする。好き。コンビニで売ってる。

 

買った日本酒

①作
読み方は「ざく」。これは冷酒で飲むべきお酒。三重県の酒造が作っている山田錦。今まで飲んできた日本酒のなかでも圧倒的第1位。優勝。水みたいにスイスイ飲めちゃう。甘口。飲みやすくて美味しいし、結構なんでも合う。以前祝酒に持って行ったら自分で4分の1くらい飲んでしまった。反省。

2019年のSAKECOMPETITIONで金賞取ってる。納得のおいしさ。

去年の今頃進路に血迷いまくっているときに日本酒専門の酒屋の説明会に行った時に教えてもらった。虚な目で酒瓶を抱えて帰るリクスーの女が誕生した。

http://zaku.co.jp

ホームページかっこいいな。 

 

②IceBreaker

パケ買い。涼しげな水色の瓶、歩くコウテイペンギンの親子が描かれており、ナチュラリストっぽい可愛さがある。これも冷酒で飲むのが良い。京都の酒造が売っていて、日本晴から作られている。

人畜無害、アルコールや日本酒が苦手な人にも大丈夫そうな顔をしているが見た目とは裏腹に一癖ある味がする。ウィスキーとかに似てるのかな…。ロックで飲むことを推奨されていて、たしかに氷を入れたほうが美味しかった。洋食と合いそうな気もする。

https://www.sake-tamagawa.com/prd_post/overseas06/

バチバチに「ロックで旨い!」って書いてある。

 

③はじまり

スパークリング日本酒。スパークリングなので冷酒。宮崎県の酒造が作っていて、お米も宮崎県のものが使われている。国司編纂1300年を記念した作られたらしい。壮大だ。

澪ほど甘くなくて奥行きのある味がする。少しだしっぽい。澪は飲めるけど日本酒はまだちょっと…という人に良いかも。料理は基本的にはなんでも合うけど和食のほうが合うかな。という感じ。瓶の作りがちゃんとしてて炭酸が抜けないように工夫してある。スパークリング日本酒は量もそんなに多くないので飲みやすい。

http://www.sentoku.com/product%20hajimari.html

 

④ぽんしゅグリア

ドライフルーツと砂糖が入っているワンカップに日本酒を入れて作るやつ。

甘いけどちゃんとアルコール。日本酒に浸かったフルーツを最後に食べるのが美味しい…。

現在、飲み終わったカップは砂糖入れになってる。

https://ponshu-gria.com

 

⑤雪月花

秋田のお米で作られている。甘口。

冷やで飲む方が美味しい。

サケヤスで購入できたため、もしかすると入手がしやすいのかもしれない。コロナ自粛中、宅配で頼めたのでありがたかった…リモート飲みで活躍した。飲みやすくて美味しいのでつい飲み過ぎてしまう。

https://www.ryozeki.co.jp/syouhin/syouhin.html

 

 

⑥自然郷

福島のお米から作られてる。お米が美味しいところのお酒は美味しいと50回くらい言っている。美味しい。

お米の甘さがあって飲みやすいけれど日本酒の辛さもしっかりある。口コミみたら夏仕様とか、サイダーっぽいとか書いてあってすごい共感した。冷やで飲むものな気がする。(辛さもあるから燗でもありかも?)個人的にはかなりすき。冷奴と一緒に飲み食いしたら最高だった。

日本酒が好きなあのこにプレゼントしたら青春がはじまりそう。1500円くらいで求めやすいのも魅力的。

https://www.daikichi-sizengo.co.jp/自然郷/

 

⑦すますま

スパークリング日本酒。岐阜のお酒。

ワイングラスでおいしい日本酒アワード受賞酒。

度数が5%で口当たりが良く、甘すぎないのでちょっと飲むのにぴったり。

旦那とのちょっとした記念日に、一緒に作ったちょっと良い夕ご飯のおともに飲みたい。(独身23歳女性)

https://www.jizake-japan.com/item/j0110tnr-smsm-h/

 

番外編 はせがわ酒店

人生に血迷っていた時にわたしに作を与えてくれた。日本酒をメインに扱っている酒屋さん。

ここの常連になりたくなってしまったので選考に進まなかった。美味しい日本酒がたくさんあるし、訊くとおすすめも教えてくれるので贈り物をするときにも利用している。都内に店舗がいくつかある。

https://www.hasegawasaketen.com

 

 

これから飲みたい日本酒

春うらら

以前、日本酒のイベントに参加させてもらった時に試飲させてもらった。岐阜の酒造で作っているもの。酒造の方も良い人だったし、お酒も美味しかった。買わねば。

https://www.nagaragawa.co.jp/shop/

 

 

他にも貰ったり買ったりしてたくさん飲んだのにちゃんと記録してなかったから忘れてしまった…ちゃんと記録しよう…

 

 

モーニング文化

最近、親しい友達に「名古屋旅行いきたい!」「モーニングのおすすめある?」と聞かれることが多いので、まとめてみようと思う。文章書くの好きだし。暇だし。コロナ自粛中だし。

まとめるにしても、わたしは成長の過程をほとんど東京で過ごしているし、親戚の8割が愛知県に住んでいてよく行くくらいなので軽く参考にする程度で読んでほしいです。この文章のソースはわたしがとてもお世話になっている親類一同と親類がお世話になっている喫茶店

 

あと、現在愛知県コロナウィルスの感染者数が全国2位です。持ち込まないよう、拾わないように現状が落ち着いてから遊びに行ってね。コロナが原因でモーニングや味噌カツ味噌煮込み外郎台湾ラーメンきしめんや天むすやナナちゃん人形がなくなることは絶対にないので。

 

①基本モーニング

はじめに、モーニングサービスって一体なに?というところから話して行こうと思う。

 

モーニングとは

茶店で朝行っているサービス。

一般的にはコーヒーにトーストとゆで卵が付いてくることが多い。すなわち、コーヒー1杯分の値段で朝ごはんが食べられちゃうお得なサービスなのである。

f:id:almond888:20200328113449j:image

愛知県の某チェーン喫茶店で提供されているモーニング

 

近年ではモーニングサービスも多様化していて、パンビュッフェをしているところや、パンの代わりにケーキの提供をしているところとかもある。多分検索するといっぱい出てくる。

トーストのメニューは選べることも多く(写真のトーストはシナモン)、その中には有名な小倉トースト(食パンの上に小倉餡とバターをのせたもの)があることも多い。

また、コーヒーチケットなる回数券を売っていることが多くて常連客は皆それを買っている。一大チェーン店のコメダ珈琲店でもこのサービスは行っているよ!

 

茶店の開店時間はだいたい6〜8時台と早いところが多く(下手すると5時台に開いてるとこもある)、地域密着型のところだと席案内がなく、各々自分勝手に席につくスタイルもある。

新聞や週刊誌がおいてあることが特徴。

お客さんは朝の散歩の帰りに寄る人、出勤前に寄る人、近所の人と談笑目的で来る人、さまざまである。

 

尾張民のモーニング

「朝喫茶店行ってもだあれもおらん!いかんなあ!コロナはえらいもんだわあ!」

愛知県尾張地方に住むこと75年、おそらく体の8割が喫茶店のコーヒーで形成されているわたしの祖父の最近の一言である。

この祖父は会社からの年金を打ち切られるかもしれないことでメンタルに大変なダメージを受けた日以外は喫茶店に行くことを今日まで欠かしたことのないヘビーモーニンガーだ。

すなわち、コロナレベルの災害にならなければ人々(ヘビーモーニンガーは除く)は日々モーニングを食べに行っているのである。

わたしの祖父宅が特にモーニングが盛んな地域であることも関係しているかもしれないが半径1キロメートル圏内に喫茶店が2,3軒は絶対にある。そして、それぞれの家庭に行きつけの喫茶店が2,3件程度ある。

家にいるお年寄りは毎日の日課としてモーニングを食べに行き、親戚と久しぶりに会う際にも喫茶店を使う。孫が来ればモーニングを食べさせるべく喫茶店に連れて行き、近所の人に何かのお礼をする時にはコーヒーチケットを手渡す。

個人経営の喫茶店では店員とお客さんが顔見知りになっていることも多々ある。おそらく、彼らにとっては喫茶店は自らの生活から決して切り離せない一部であり、文化である。

 

③モーニングの注意点

最近、モーニングサービスが有名になったことにより、サービス内容が一人歩きしていることがある。「意外とショボかった…」なんて思う人も中にはいるかもしれない。

最初に書いたように基本はコーヒーとトースト、茹で卵のセットがだいたい400〜500円程度で食べられるというものがほとんどだ。もし、豪勢なモーニングを食べたいのであればきちんとネットなどで調べて計画を立てるのが良い。

また、ふらっと個人経営の喫茶店に訪れると常連客しかおらず、標準語1,5倍速の尾張弁が空間にあふれていることがある。恐れなくても良い。彼らは早口で声が大きく言葉尻がやや強めなだけで基本は同じ親切な日本人である。多分ね。

 

④個人的解釈おすすめのモーニングの楽しみ方

これは名古屋観光をする際にどんなモーニングを食べたいか。によると思う。

例えば、豪勢なやつとか写真映えするようなモーニングを食べたい!などの観光目的でのモーニングを食べたいのであればネットのおすすめとかモーニング特集記事を見てちゃんと調べていくのが1番良いと思う。中には一日中モーニングやっていたり、トースト以外の品揃えも豊富なところがあったりするし、そういうところにのってるやつは観光客の人が来ることも多いだろうし。

もし、名古屋文化にずぶずぶに勇気を持って触れてみたい!異文化体験したい!と思うのであれば個人経営の喫茶店に朝早くにふらっと訪れるのがおすすめです。きっとそこではコーヒーとトーストとゆで卵が提供される空間で、各々コーヒーを楽しみ、常連同士簡単な挨拶を交わす年配のヘビーモーニンガーとこてこての尾張弁が溢れていることでしょう。

 

⑤最後に

愛知県に現在住んでもいないわたしが書いちゃっていいのかな、と思いながら震えながら書きました。軽めの参考にしてください。

あと、名古屋飯を食し、名古屋土産を買うのであれば名古屋駅の地下にあるエスカに行くんだ。絶対に。

台湾に行ってきた(うそレポート最終日)

いよいよ最終日の朝が来た。

荷物をまとめて、メモ用紙にお礼を書き、チェックアウトの手続きをした。

外に出て、荷物をロッカーに入れたあと、初日に気になった甘味処に向かった。小さくてカラフルなしめ飾りがぶら下がった素朴で可愛らしいお店である。中にはいると、猫のぬいぐるみと目があった。レトロな木製の机に案内された。出されたメニューには写真がついていたため、それを参考に頼んだ。ドリンクは花茶というメニューがあったためそれを付けた。店内には台湾の自然の風景を撮った写真や絵が飾られていた。今回の旅行では台北のあたりしか回らなかったが台中の方に行くとまた違う雰囲気になるのだろうか。とふと思った。

存外早く頼んだものは来た。わたしが頼んだものからは甘く爽やかな香りが立ち上っていた。

同行者は朝から甘いものを食べる気にあまりならないらしくにゅうめんのようなものを頼んでいた。訊いてみたらビーフンだとのこと。

花茶を一口口に含むと紅茶とは少し違う香りがした。桂花陳酒の香りに少し似ている気がした。続いて頼んだものを口に運んだ。どろどろしていて豆と白玉のようなものが浮かんでいるぜんざいのような見た目だがどんな味がするんだろうか。

スッと鼻に香りが通った。ミントが入っているらしい。続いてややもったりした甘みが舌の上に広がった。個人的にはとても好きな味だった。花茶との相性も良くて日本でどこか食べられるところはないのかな…と思った。

朝食を満喫したあとは龍山寺に向かった。この日は最終日のため、西門町の近いところを観光してお土産を買おうということになっていた。

龍山寺に向かう途中、観光雑誌に「地元の人が鳩に餌をやってる」と書かれている場所が近くにあったため立ち寄った。地元の人はいなかったが尋常では無いレベルの鳩は見ることができた。鳩への餌やりを禁止される前の浅草寺が思い出された。

同行者が鳥好きのため、鳥を扱っているお店が多くある通りにも寄った。木で作られた鳥籠に文鳥やインコが飼われていて情緒があった。品定めをしている人もいた。

寄り道をしつつも時期に龍山寺にたどり着いた。赤や黄、青、金色が使われた門は遠目から見ても目立った。上野の東照宮にちょっと似ている。

入館料を払い、中に入ると朱塗りの柱が等間隔に並んでいた。壁には彫刻が施され、豪華絢爛の四文字が似合う場所だった。よくよく見ると柱の根本には金の飾りがつけられている。日本の寺とは様相が随分異なっていた。

突き当たりまで進むと柔和な表情の仏様と天女のような女性の像が置かれていた。部屋の中には日本のものより鋭い線香の香りが満ちていた。線香を一つ買い求めて煙を立てた。

一通り中を見終わると時刻は12時。台湾に来てからまだ一度も小籠包を食べていないことに気がついたため、近くの食堂に入った。

台湾ビール(瓶)を頼み乾杯をした。小籠包と水餃子、青椒肉絲を頼んだ。この八角の匂いともお別れなのか…と思うと鼻の奥が少しだけツンとした。わたしはご飯を食べることが下手くそなので小籠包を無理に口の中に押し込んで食べて熱々の肉汁で口の中を火傷だらけにした。

ヒリヒリ痛む口をもごもごさせつつ、お土産を探すべくショッピングモールに向かった。

とりあえず、パイナップルケーキを買い求め、ぶらぶらしていると九份で見た半額の値段でチャイナシューズが売っていた。水色のその靴は自分の持っているワンピースによく合う気がして即決で買った。

思いもよらぬ良い買い物に上機嫌になったため、その後思い切って少し大きめなからすみも買った。同行者は旅行でテンションが高めだからか珍しく珍味っぽいものもちょこちょこ買っていた。

買い物もひと段落つき、足が疲れたためにカフェに入った。かき氷も食べていないと気がついたためマンゴーのかき氷を頼んだ。マンゴーはトロトロで甘くて美味しかった。ただし、先ほど火傷だらけにした口のなかに果汁がとても染みて痛くて泣きながら食べた。悲喜交交。

かき氷を楽しんでいるうちにバスの時間が近づいてきていた。ショッピングモールを出て、ロッカーから荷物を回収して空港行きのバスが来るバス停に向かった。

「楽しい旅行だったね。」どちらからともなくその言葉が出た。1番よかった場所、1番美味しかったもの。それぞれの感想を言い合った。

バス停に着き、しばらくするとバスが来た。バスに乗ると甘栗の匂いがした。揺られること30分、空港に着いた。

搭乗手続きをして、荷物を預けて飛行機に乗った。日本語と中国語が混ざる空間。アナウンスが流れて飛行機が飛んだ。

台湾がどんどん遠くなっていった。

ありがとう台湾。はじめての海外旅行が台湾でよかった。

 

f:id:almond888:20200311184906j:image

台湾で食べた料理一部抜粋