年忘れ2022
12月29日。就職してから3回目の仕事納めをした。
セールも終わり休み前というのもあり、職場の空気は少し気が抜けていて穏やかな納め日だった。
今年は仕事をとても頑張ったと思う。
職場の先輩たちからは今が1番の踏ん張り時だよと言われ、社内の実技試験に合格するために朝練に励み、教育担当への鬱憤をTwitterに吐き出して、腹を若干壊しかけながら3つの実技試験に合格して昇進した。息絶え絶えである。
それでも試験は受かってしまえばこっちのもので合格後は職場のプレッシャーから解放されて穏やかに過ごしていた。
平凡な会社勤め仕事をこなしているうちに夏が過ぎ秋が過ぎ12月になった。口座に数十万(詳細な金額は伏せる)が振り込まれる。賞与!いわゆるボーナス。素晴らしきかな人生。この日のために日々働いていると言っても過言ではない。
給与明細を抱きしめて、今年は振り込まれたその日に奨学金の一括返済手続きをした。
ボーナス、指折り数えて待ちわびていたのにお別れはあっという間だった。げっそりと減った預金残高が悲しい。本当はデパコス買ったり旅行に行ったりしたかった。
払い終えられたのは良いことではある。胸は張ろうと思う。それにローンを抱えても大学に行けたのは幸福なことだった。
進学できないと思ったこともあったし進路を決めるときに揉めたりもしたけれど結果的には進学したいと思ったところに入れて学生生活の中で1番楽しい時間だった。
好きな勉強をできたことも、出会った人たちと卒業後も交流を持てていることも人生の糧になっている。
来年はボーナスを自分磨きや旅行に使いたいと思う。根が貧乏性だからそんなに思い切れないかもしれないけれど。
今年もあと少しで終わる。来年も穏やかで幸福であってほしい。